2010年7月22日
暑い暑いパリで毎日毎日、2万歩近くも歩いて、汗だくクタクタな時に、
一番欲しかったものが、冷えた「アイスコーヒー」
苦みのきいた、砂糖なしの香り高いサラリとしたアイスコーヒーを何度思い浮かべたか・・・ 「あー、アイスコーヒーが飲みたい・・・」
カフェで一休みする時にアイスコーヒーなるメニューはどこにもなかった。冷たい飲み物はレモネードやコカコーラ、又は、水。
つまらない。休んだーという気持ちがうすい。
歩き疲れて、今日は豪華に、本場パリの“サロンドテ”をしようと、
有名店にはいり、サバランのケーキとコーヒーを頼んだ。
こんなにクーラーの効いた涼しい店ならきっとコーヒーも美味しいはず。
「エスプレッソ?、アメリカン?」と聞かれたので、嬉しくなってアメリカンを頼んだら、エスプレッソをお湯で薄めたものだった。やはり紅茶にすべきだった。
私が日本人だから強く思うのか、日本の食環境はすごいと、また思う。
こんなに温暖化して暑い所が世界中に多くなってくれば、
日本の「アイスコーヒー」は、メニューにあったらきっとうける。
香ばしい最中なんかつけたりしてもいい・・
セーヌ河畔にお店だしても いけるかも・・薄焼きのおせんべ売る店なんかも・・チーズ入りのお好み焼きとかも・・きっと・・・・・・・・・・・皆で日本を思い、話は広がる広がる。
2010年7月20日
このピンクの美しい花は夾竹桃。
フランスでは、ピンク、赤、白と見事な花を
あちこちでみかけたので、
夾竹桃の恐ろしい話が皆の話題になりました。
何年か前にバーベキューをした人達が死亡したという事件。
7人全員が死亡したため、原因が分からず殺人事件かと難航したが、
結果、夾竹桃の枝を串焼きの串に利用したためという。
花、葉、枝、根、果実すべての部分に毒性がある。
生木を燃した煙も毒があるそうである。
空気の汚れのひどいところでも元気に育つので
日本でも自動車道路などでよく見かけますが、
事故火災の時は煙も毒なので、ちょっと心配ですね。
高速道路で火災が起きて夾竹桃が燃えている場所には近寄るな!という事です。
でも、広島市では原爆で75年間草木も生えないといわれた被爆焼土に
いち早く咲いた花と言われ、
原爆からの復興のシンボルとして広島市の花にもなっているそうです。
2010年7月19日
フランスへの長旅より元気で戻りましたので、
また「コーヒーな日々」再開です。
ツアーではなく自分達で切符を取って行きましたので、
食事や宿泊、交通費など、節約モード全開でした。
フランスで毎日のように買って食べた物が、
焼き立てのバゲットと、とても安くて美味しいチーズ。
それに、1kgあたり1.5ユーロ~5ユーロ(170円~550円程)の
平たい形かたちをした桃です。
“蟠桃(バントウ)” というらしい。
洗って丸かじりできる、どれも甘くてジューシー。
日本では見かけたこともないので、
調べて見ると、
仙人の家にあるという大きな桃の実。3000年に一度開花し、結実するという。
長寿を祝うのに用いる。とありました。
中でも、「大紅蟠桃(だいこうばんとう)」は白桃に似た白い果肉で、香りがよく果汁多くて甘くて、食味良好。
恐らくはこの品種だと思います。
日本でもほんのわずか、売られているとか、
どこかの店で、見つけたら一度ぜひ買って食べてみてください。
長寿になるかも知れませんよ・・・・・