2020年5月15日
コロナ禍のせいで、暇な時間ができたのが最初はうれしくて、断捨離!に拍車がかかった。長年しまっていた漆の盆5枚、碁盤や碁石、本など、引っ張り出しては、写真をとりメルカリにアップしたので、コメントのやり取りなどもあって しばらくは忙しかった。
そのうち使い捨てマスクの量が足りなくなりそうなので、知人にお願いして布で何枚か作ってもらったら これがすばらしい出来で、たかがマスクと思いつつも、今度は他人のしているマスクに目がいき観察するようになる。
TVでの安倍首相や小池都知事など、その人の性格や趣向などまでそのマスクから、おしはかってしまう。
ステイホームは自分のまわり2、3、メートル程の小さな世界に敏感になる。
家人のTVの趣向や、暇時間の過ごし方にも立ち入ってしまう。
いい事よりダメな事に目が行くのは、私自身が時間を持て余しているから。
そういう自分の心の狭さを感じて うつうつとしていると、
なぜか遠い昔の母や祖母や叔母たち(女性ばかり!)との楽しかった事を思い出して甘えたい気分になり、そしてしみじみ会いたくなる。