2018年4月20日
私が23歳まで一緒に住んでいた祖母は何でもよくできる人で、食事づくりや裁縫や、かたづけ事など、とても賢いひとだったと 記憶している。
でも気持ちのちょっとねじまがった なかなか厳しい人で、少し怖くて、よそのおばあちゃんとは相当違っていた。
それは、祖父に不満が一杯だった事と関係していたのだと、今なら理解してあげられる。
思い出せば、良くも悪くも私はその祖母から、人としての生き方の影響を受けたと思っている。
私は孫にとってどんなおばあちゃんで居られるのか、自分のありようにも、興味がある。
見た目もとてもきれいなアメリカのグランマは、初めて日本に来た。
よく通る大きな声と満面の笑みで、
長い手を広げ〝はな! そぉ~ キュート!!”と情熱的にほほずりしてくれる。
アメリカではこの孫とは近所に住んでいるので、二日とあけず孫を訪ねてくるらしい。
アメリカのグランマ達は先に帰国してそれから1週間ほどして
孫や娘たちがアメリカに帰った。
空港での別れ、私は通らない地味な声で、
〝はなちゃ~ん バイバイ~ ″って、なんだかなぁー