2017年7月21日
灼熱の太陽がでて、暑いので、出かけようか、家に居ようか、、、
この日曜日、有楽町国際フォーラムの前庭で毎月開かれる骨董市に
スポーツをする気持ちで、思い切って来てみた。
久し振りのこの感じ。丹念にひとつひとつ見て歩く。
何か欲しい物、探している物があった訳ではない。
何か気持ちに引っ掛かる物はないか、
きたないガラクタの中に、素性のよい美しい物が、紛れ込んでいないか。
そんな風に細かに1点1点、見ていくのが楽しい。
アンティークのピンキーリングを買った。
70歳にもなってそんな安物するのおかしいよと、どこからか声が聞こえる。
とても人様に言える値段ではなく、ほぼおもちゃ。
でもこの小さな小さなキラキラはきっとダイヤモンドに違いなく、仕立てもデザインもいい。
リングを切って小さくした跡があるのは、物がいいからだ、と
ひとり合点して毎日ほくそえんでいる。
2017年7月21日
私は仕事先のも含めて、一週間に5日は洗濯をしている。
でも洗濯は洗濯機がしてくれるので、洗う量や使う洗剤や汚れ具合など、適切な指示を洗濯機にするだけで、私自身の労力は必要としない。
だから苦でもないし、嫌な仕事ではない。
私が小学校の頃(昭和30年頃)は我が家にまだ洗濯機がなく、
(洗濯機その物もなかったのかも、)
たらいに家族の洗い物をいれて、母が洗ってくれていた。
だから、大きなシーツや掛布団のカバーを洗うのは大変な大仕事であり、
夏の終わりと冬の終わりの1回づつ、洗い替えてくれていたので精一杯だったと思う。
今でも私の記憶に、掛布団の襟に、洗濯のりのバリバリした感触や、
口元にお日様のいいにおいなど、
かけ替えられた日の嬉しさは、鮮明に心に残っている。
それは今でも素直に感謝の気持ちにつながり、必ず干している庭先の映像につながる。
2017年7月16日
近所に泰山木があって、白い大きな花を毎年咲かせている。
つぼみの時はモクレンの花よりずっと大きく、おわんの様に開花して、みごとである。
白い花は目立って、私のように近視でもつぼみの時からよくみえるので、愛着があったが、今年は木が伸びすぎていて、近くの電線を圧迫しているので、少々気にはなっていた。
今朝は植木屋さんが早朝から入って、相当ばっさり剪定されていた。
本体の枝をのこぎりで、大胆に切り落とされて、気の毒なほど不恰好な小さな姿で残っていた。
泰山木は家のそばに植えない方が良いと、聞いたことがある。
楕円形の分厚い葉っぱには、油分が多く、生木でも火をつけると良く燃えるそうだ。
写真の植木屋さんも、かつて〝ボヤ”になりかけた事があると、教えてくれた。
2017年7月7日
日本の食事は大好きな娘の婿殿。
天ぷらうどん、鴨南そば、お好み焼き、鰻重、それに何と言っても、お寿司は格別好き。
本人はいたって本気で美味しがっているのだが、食レポに出たとしても負けない程の顔の表現力に思わずシャッターを切った。
この表現力のDNAは彼のアルゼンチン人の母親から受け継いだと思われる。
そして彼の生まれたばかりの子供にも、受け継がれていて、
まだ、生後5か月というのに、人と目が合えば、瞬間
ぱぁーと 顔面が光り輝く。
人生これほど楽しい事はない、と一点の曇りもない明るい笑顔がはじけて、圧倒される。