2010年8月23日
昨日8月22日お昼の12時~2時に7人でコートを借りてテニスをした。
皆60歳を過ぎた いい中年である(社会的には老人と呼ぶかもしれない)。
定年後まだ働いている人もいるが、
ずっと主婦業でそしてご主人を亡くされた方もいる。
膝が痛いとか白内障の手術をしたとか、それぞれ問題はかかえていても、
猛暑酷暑のこの夏、真昼間、休み休みとは言えテニスをした。
連日の熱中症のインフォメーションも行き届いているので、
アイスノンで身体を冷やしながら、水分も補給。
チョコレートや水羊羹など甘い物もついでに補給。
こんな風に毎月一回集まって、もう十数年テニスをしている。
昨日はその帰り道に我が家へ寄ってもらった。
スーパーでお弁当を買って飲み物を買って、皆で割り勘である。
若い時は夏季には納涼会と称して 少しはきれいな洋服に着替えて、
お店を予約して出かけたが、今年の夏はとてもめんどうである。
久々に夕方までとりとめもなく しゃべりまわした。
このしあわせの代金は一人、
コート代1500円と 食事代1400円の
合計2900円である。
2010年8月20日
今年の暑さは人としての思考を腐らせてしまう。
縦のものを横にするのも嫌だ。
ただひたすら家の中でじーっとして生きている。
テレビをつけてみると、16、7の少年達の元気な姿が映し出される。
甲子園の高校野球である。
40度に届くほどの熱波のなか、白いユニホームをドロドロにして、駆け回っている。スポーツ音痴の私でも、その中にある純粋さや熱意、一生懸命さはわかる。
どちらのチームが勝っても負けても涙になってしまう。
そういえば私が小学生の頃、
50年も昔の事になるが、
当時もの珍しいテレビが家に届いても、
ほとんど見なかった祖母が、
高校野球だけは熱心にみていたのを思い出す。
「かいらしなぁー(可愛いらしい)・・・」と言いながら。
毎日私は涼しい部屋で、
コーヒーを飲みながら、半分寝ながらみている。
毎日横着な態度で感動している自分を、
こんな事でいいのだろうか・・と、ちょっと不安になる。