2009年11月16日
百目柿の渋抜きはこうだ。
どんぶり鉢に焼酎を2、3センチほど入れて用意し、百目柿のへたの部分をその焼酎に、ドブッとつける。
酒に浸した柿を3個づつビニール袋にいれて密封する。
その柿を入れたビニール袋が5個程できたので、さらにダンボール箱にいれて蓋をガムテープで閉め、涼しい廊下に2週間おいておいた。
みごとにジューシーな甘い柿ができてしまって、フフッ・・
もったいなくて食べられないほど。
私にとっては、はじめての経験である。
甲斐市の「道の駅」で、みごとな釣鐘状の百目柿のあまりの美しさに惹かれてケース買いをしてからが大変。
私は甘柿を買ったつもりだった。
持ち帰って一つむいてみてビックリである。
口が曲がるほどの渋柿なのである。
人にも聞き、ネットでも調べた。
百目柿は一般的には皮をむいて軒先につるし、干し柿にするそうである。
2009年11月7日
このかわいい仏様は、先日亡くなられた友人のお父様が彫られたものである。
遺品を整理している中で、たくさん彫られた仏様から、なるべく小さくて素朴な感じのする2体をいただいてきた。
机のそばに置いて、毎日見守ってもらっている。
同じく机のそばにある母の遺影に、
「行って来ます!」とか
ちょっとした気懸りが「うまくいきますように!」とか
大きな荷物を運ぶ時は「雨が降りませんように」とか
毎日のように、つまらないお願いをしている。
見守っていてくれると解釈するのは自分の勝手で、自分に都合のいい仏様しか私にはいない。
“「私を守ってくれ!」 ばかりじゃねえ・・・ ちょっと希望に添いかねる。”と、
言われているようにも感じる。
2009年11月2日
目白の友人がクラインガルテンを始めてもう5年程になる。
日常は都会で暮らしていて、週末は山梨で野菜を作り、花をつくっている。
山梨県が村おこしで誘致した畑区画で、
1LDKのこざっぱりした家と50坪ほどの庭がついている。
その庭で白菜やさつま芋、ラディッシュ、小松菜、長ネギ。
コスモスや秋バラ等、種類多くきれいに咲かせている。
作物の収穫時になると呼んでくれて、
その時とれた野菜でふんだんな野菜料理を楽しむ。
鉄のダッチオーブンやたっぷりとした七輪をだんだんと買い揃え、
鳥の丸焼きやさつまいもを庭先で調理する。
私も幾種類もの野菜料理を、工夫しながら手伝うが、楽しさ満載である。
朝の光がまぶしく射し、青空に鷹が輪をかいてまわっている。
庭先のテーブルで、バカな事を言いながら、皆で食事をする。
底知れぬほどの豊かさを感じるひと時である。
年に一度か二度、
継続的にこの時間を提供してくれる友達がすごーい!