2020年5月15日
コロナ禍のせいで、暇な時間ができたのが最初はうれしくて、断捨離!に拍車がかかった。長年しまっていた漆の盆5枚、碁盤や碁石、本など、引っ張り出しては、写真をとりメルカリにアップしたので、コメントのやり取りなどもあって しばらくは忙しかった。
そのうち使い捨てマスクの量が足りなくなりそうなので、知人にお願いして布で何枚か作ってもらったら これがすばらしい出来で、たかがマスクと思いつつも、今度は他人のしているマスクに目がいき観察するようになる。
TVでの安倍首相や小池都知事など、その人の性格や趣向などまでそのマスクから、おしはかってしまう。
ステイホームは自分のまわり2、3、メートル程の小さな世界に敏感になる。
家人のTVの趣向や、暇時間の過ごし方にも立ち入ってしまう。
いい事よりダメな事に目が行くのは、私自身が時間を持て余しているから。
そういう自分の心の狭さを感じて うつうつとしていると、
なぜか遠い昔の母や祖母や叔母たち(女性ばかり!)との楽しかった事を思い出して甘えたい気分になり、そしてしみじみ会いたくなる。
2018年12月4日
この9月、友人4人で、〝70才の記念旅行”に「伊豆高原」に出かけた。
もともとはママ友や、テニススクールで一緒になった、30年のつきあいで、気心もしれている。
ただ観光地をみて、美味しい物を食べるだけでは、つまらない。
初めての体験でろくろを回させてもらった。もちろん、先生がついてくれて、丁寧なご指導あり、なのだ。
つちもすでに、充分こねてあり、適当な分量の塊がろくろ上に乗っている。
私はろくろを回して、陶器を焼いてみたかった。あこがれのろくろ回し。
作品は2個作って良いと言う事で、好きなようにそれぞれ作った。
あとは、うわぐすりを自分で選んで、工房の方で焼いてくれて、宅急便で届けてくれる。
観光地のお遊びとはいえ、なかなか2時間楽しかった。
11月それが届いた。
薄く、焼き締まって なかなかいい。
何いれよう?
一緒に行った友人が「〝お金を出して買ってもいいよ!” っていう出来だね!」
とほめてくれた。
2018年10月29日
私の知っている街〝澁谷”は学生の街であった。
国学院、実践女子、青山学院、そして各種専門学校 各種デザインや、製図、写真芸術、学生であふれていた。
写真は明治通りに平行して1本裏、渋谷川に沿って遊歩道ができている。
以前はこの川の上に東急東横線の線路が走っていた。跡地に遊歩道ができている。
代官山駅で降りて、並木橋方向へ、そして遊歩道を歩く、まだ整備されていないビルの裏側がみえてきたない。
そして、渋谷駅方面へ
私の街だった町が、知らない街に変貌している。
「東急」澁谷周辺改革は、最終的にどんな姿になるのか?
私が生きているうちに見られる?見たい。
2018年10月2日
病んでいる事をアピールする人は可愛くないと、どこかに書いてあった。
そうか、私も目が痛い! 歯が痛い! 気分が悪い!と、この2週間はぐずぐず言い続けていた。
木希樹林さんのように全身癌で余命も うすうす気付いていても、
自分に厳しく 受け入れて、
日々変わらずちゃんと仕事をしている人もいるというのに。。
まわりもたまったものではない。
昨日から痛い歯がやっと静かになった。
とたんに気分が変わって きょうは前向きな私、
洗濯、掃除、お料理、と朝から忙しい。
そして 心配してくれているのに、面倒な気持ちが先だって、
コミュニケーションをさけていたお友達たちに、次々と電話をかける。
「目病み女は色っぽいのよ、」などと、調子にのっておおらかに言ってみる。
2018年9月27日
歯が痛い。右ほほを押すと歯の根元が腫れているのがわかる。
左側は丁度入れ歯をいれたばかりでなじんでない。
不具合多く、これも使うと痛い。
昨日はごはんをかんで食べる事ができなかった。
そして今日は左眼の白内障手術だ。
右目は先週手術を終え、まだ目の中がゴロゴロしている。
今まで白内障の手術をしたという友人たちに、「別に命にかかわる訳でもないし」と、かるーく聞き流していたが、当事者になって初めてその気持ちが分かる。
見えたまま目玉をいじるのは、奈落の底に落ちていくような(実体験はない)すごい恐怖だ。
さらに言えば、この数カ月は頭髪の抜け具合激しく、
テッペンがすでに透けてしまっていて、これはどこまでいくのか、、
もう、美貌をも含めて、機能のいい首とすげかえてもらいたい!と思う今日このごろ。
写真は、通っている眼科の待合室。
美しくレイアウトされた各部屋、眺望のすばらしい19階のフロアーで、オートメーションの様に患者たちが、流れて行く。
2018年9月10日
「目黒駅周辺で、今日「サンバ祭り」があるらしい。」主人がどこからか聞いてそう言う。
私の頭の中では、プリプリおしりの水着姿、、頭には豪華な羽飾りがリズミカルに揺れているお姉さんが絵になって浮かんでいる。
しばらく行ってないし、なつかしい目黒をちょっとのぞいてみよう!
目黒駅についたら、なんだか様子が違う。
そう!「目黒のさんま祭り」なのだ。
岩手県宮古から若者たちが大網にさんまを並べて威勢よく焼いている。
7000匹のさんまは、すでに並んでいる人たちの数のほうが多いそうで、終了だそうだ。
なんだかおかしくて、、
目黒駅前の真新しい高層ビルをのぞいて、「すごいねぇーいいねぇー」と連発して帰ってきた。
2018年9月2日
身の回りの物を整理しているが、捨てるにはちょっと惜しく 誰か使ってくれないかしらと うじうじと残してしまった物がある。。
甥っ子のお嫁さんが、〝メルカリに出すと、すぐ売れますよ”と 言ってそれらの物を持って帰ってくれた。
家にあったものがなくなっただけで、せいせいしたのだが、今度はメルカリサイトを覗いてみたくなった。
箱入りのグラスや、壁掛けミルがどんなふうに取引されるのか。
もう3週間ほども前の事なので、何度かメルカリをのぞいている。
商品が多量にのっていて、私の目指すものは見つけられない。
そのうち、漆器の汁椀や、ガラスのステキな器が、目について、買ってみようか、、
いやいや、せっかく処分しているのに買ってはいけない。
この1週間ほどはこの葛藤が続いている。
そしてついに昨日、相当迷ったあげく、1歳の孫用の食器を買ってしまった。
翌日には梱包もきちんとされて、感じの良い直筆カードもそえられて、さっさと届いた商品。
こんな風に若い人達が手軽に売り買いしている現実に、軽い衝撃を覚える。
2018年8月28日
先月コインランドリー新規開店のチラシがはいっていた。
自宅からは5分程。
カーテンを総数14枚、私が持って歩けるぎりぎりの重量だ。
コインランドリーを使うのは人生で初めて。
遠慮しながら入っていくと、新品ピカピカの機械が20台ちかく美しく並んでいる。
しかも恐ろしくクーラーがきいて涼しく静か。
どの機械を使用すべきか、手順はどうする、どのくらいの時間がかかるのか、
誰もいないので、ゆっくり説明を読む。分り易い。
カーテン14枚は何キロになるのかわからないが、
奮発して、一番大きい16キロに設定した。1200円投入。
そして1時間。
その間に近所のスーパーで買い物し、自宅に置いて、お昼ご飯を食べ、
それから洗濯物を引き取りに、コインランドリーに戻った。
我が家のカーテン達がゆったり、ドライヤーされてまわっているのが 丸い窓からくっきり見える。
これ、いいわー。
2018年8月26日
もう20年程になる、月に1度だけのおばさんテニスが続いている。
最初の頃は10名程だったのが、20年の間には亡くなられたご夫婦などもいて、今は7名になってしまった。
普通のテニスプレヤーからみれば、テニスと言うにはあまりにおこがましい。
月1では健康の役にたっているとも思えない。
それでも折々それぞれの人生をかかえながらの20年。
細々でも綱渡りのように続いている。
ウォーミングアップのグランドストロークは少しする。が、
話に夢中で、月に一度会うまでの1カ月、それぞれ旅行したおみやげ配りや、頂きものの羊羹やせんべい、チョコレートがコート上に飛び交う。
ほとんどが70才を超えているじいさん、ばあさん。
今日は36℃の東京。残暑というにはあまりに過酷だ。
普通に考えればこの猛暑に馬鹿な老人たちと言われてもしかたがないほどのかんかん照りの日にテニスをした。
でもそこは年寄り軍団、準備万端で、凍ったタオルや保冷剤、凍らせた果物や、冷たいわらび餅、休んでいる時間の方が多い。
パラソルの下に肩よせ固まって、2時間のうちゲームに興じたのは30分もあっただろうか。。。
2018年7月26日
叔父からもらった、銅のじょうろ。長年使用しないで手元に置いていた。
深い濃いこげ茶色に変色して、我が家では使い道もないので、処分しようか、迷っていた。
先日友人が〝お花にお水をあげるのに、じょうろを買おうと思って、、” の話に、反応して、銅みがきを購入してみがいてみたが、思う程きれいにならなかった。それでも、ゆるしてもらっって、差し上げたら、、、
なんと、食洗機にいれてみた、とのこと。
ピカピカに変身して、、、!!
食洗機!!恐るべし!!